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2012.02.24(Fri):未分類
第二話「同志よ、希望の力を持て」

?? 「ぐああああ」
楊枝 「お・・お前ら!?何があった!」
?? 「お・・俺らはお前がゴミ箱に捨てられてから・・もう遊べないからと子供が怒って、俺らを捨てたのさ。

彼らは楊枝の仲間たちだ。どうやら箱ごと捨てられたらしい。

割り箸「どうやら、そろそろやばいらしいな。」
楊枝達「あぁ。俺らはお前らが言ってる、人間様のお役に立つ云々ではない。
    未だ手に持たれたこともない楊枝もいるんだ。」
楊枝 「くそ・・・一度遊びに使われた俺はまだしも・・・使ってない奴まで捨てるなんて・・・。」
割り箸「そんなものさ。俺らはコンビニのカップ麺に割り箸がついているのに
    家で自宅のハシを使って、ビニール袋に入ったまま捨てられるんだぞ。
一同 「何・・・それは本当か?」
割り箸「あぁ、俺の仲間達は何人もの奴らがそうやって犠牲になっている。」
楊枝達「で、でも最近の話では、リサイコルとやらで、もう一回転生できるという話を聞くではないか。

※リサイコル
リサイクルのこと。

割り箸「甘いな。リサイコルされるのは本当だが、必ずしも同じ物として転生できる訳ではない。
    俺の仲間は服になったと聞く。」
楊枝達「ふ・・服!?それは、本当なのか?絶対に服になるという証明はできるのか!?」

楊枝達は動揺していた。

割り箸「まぁ落ち着け。それはこのゴミ箱が、"燃えるゴミ"である場合のみ有効だ。
    もし間違いで、"燃えないゴミ"の箱に捨てられていれば、俺らは安泰だ。死ぬことはない。
    プレスされる可能性はあっても、俺らの存在が消えることはない。
    そして、必ずしも服になる訳でも無さそうだ。もしかすると・・もしかするかもしれない。」
楊枝達「プレスも嫌だな・・・」
楊枝 「でその、もしかすればどうなるんだ・・・?」
割り箸「お前の言っていた奇跡の転生の伝説だよ。」
楊枝達「まさか!?俺達にもまだ希望があったのか・・・。」


この時彼らは、捨てられてもう一度割り箸に、若しくは楊枝が捨てられてもう一度楊枝になる
という伝説は信じるしかなかった。
そして割り箸、楊枝が、もう一度同じ物として転生できることなんて出来ない。事は知る由もなかった
まして、彼らが燃えるゴミに捨てられたのか、燃えないゴミに捨てられたのか。
この時はまだ分からない。

この二択によって、彼らの運命は大きく左右されることとなるのだ。

彼らの命運は、子供の些細な、ゴミを捨てるという行為に託された。
これから彼らはどうなるのだろうか。

・焼却炉で焼かれ、灰となり、養分として木となるのか(転生するが数百年後)
・はたまた何らかの影響でゴミ袋が破け(楊枝を大量に捨てたため)、地面に落ち、誰かに使われるのか
・地面に落ちたまま無機物として養分になり木となるのか(転生するが数百年後)
・プレスされ、埋め立てられ、そのまま数千年生き続け、侵食によって流されるのか

この時彼らは知らなかった。
ゴミの分別は燃えるごみ、燃えないごみの他に分別があったことを・・・。



To Be Continued・・・
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